苦痛の少ない内視鏡検査
~がんの予防・早期発見のために定期的な受診をおすすめします~

がん対策の基本は「診断と治療」をセットにした内視鏡検査

 日本人の死因第1位は、がんです。死亡者数の多い部位では、肺がん、胃がん、大腸がんがワースト3となっています。(※)胃がんや大腸がんには目立った自覚症状がないので、定期的な診断で早期発見することが大切です。そのためにもっとも有効な手段が、専門医による内視鏡検査です。

 内視鏡検査の利点は、診断と治療が一度にできること。医師が胃や大腸内部に異常がないか映像で確認し、もし初期のポリープなどが見つかった場合は、すぐに切除手術を行います。こうした検査を1~2年ごとに受けていれば、気づかぬうちに胃がんや大腸がんが進行するという事態を防ぐことができるのです。

国内有数の内視鏡専門医を中心とする万全の検査・治療体制

 当院では、どなたにも安心して内視鏡検査を受診していただけるよう、苦痛を軽減する検査方式を採用しています。

 20年以上の経験と実績を持つ国内有数の専門医が検査を担当。すぐれた内視鏡操作技術により、無麻酔の検査でも痛みや苦しさはほとんどありません。さらに、患者様のご希望や体の状態に応じて、鎮静剤を使用した検査や、麻酔による無痛検査にも対応します。

 検査時間はおおむね30分以内、入院も不要で、忙しい方でも気軽に検査を受けられます。専門医ならではの確かな技術と豊富な経験、そして最新の設備を駆使して、患者様を胃がん・大腸がんのリスクからお守りします。

(※)出典:人口動態統計によるがん死亡データ/2012年(国立がん研究センターがん対策情報センター)

胃内視鏡検査

患者様の苦痛を軽減する、最先端の「経鼻」方式を採用

 当院の胃内視鏡検査では、最新の「経鼻」方式を採用しています。直径5.9mmの細い内視鏡を鼻から挿入するもので、チューブが舌の付け根を通らないので嘔吐反射がほとんどなく、苦痛を軽減することができます。

 「経鼻」方式の場合、検査中でも医師と会話することができます。疑問点をその場で確認したり、ご自身の状態を説明したりできるため、検査をスムーズかつ安全に進めることができます。使用する内視鏡が小型でも、従来と同じく高い精度での検査が可能。専門医が胃のすみずみまで視診し、ポリープなどの病変の有無を確認します。

 また、鼻腔が細い患者様や、鼻腔へのチューブ挿入に抵抗感のある方のために、経口方式での検査もご用意しています。この場合も、経鼻用の細い内視鏡を使用し、嘔吐感や痛みを軽減します。

胃内視鏡検査の流れ

[1]予約する

当サイトのカレンダーで検査の空き状況を確認し、お電話にて検査日時を予約します。

[2]準備する

来院前日の夕食は早めに済ませ、当日の朝食は控えて、検査に備えます。

[3]検査を受ける

来院後に胃の中をきれいにして、専門医による検査を受けます。

[4]結果を聞く

医師が検査結果をご説明します。
検査の所要時間は約10分から15分で、終了後はそのまま帰宅できます。
※気になる所見があった場合、病理検査のための組織採取やポリープ摘出のため検査時間が長くなります。

大腸内視鏡検査

高い技術を持つ専門医が、ご希望により麻酔検査にも対応

 大腸の内視鏡検査で感じる痛みは、曲がった腸管内を硬いチューブが通る際に起きるものです。この痛みを軽減するためには、内視鏡の操作に高い技術が求められます。当院では、国内トップクラスの実績を誇る専門医が検査を担当。すぐれた操作技術により、無麻酔の検査でも痛みや不快感はほとんどありません。

 さらにご希望に応じて、意識レベルを下げる鎮静剤を使用した検査や、全身麻酔による無痛検査も可能です。患者様の体の状態やご意向に合わせた検査対応により、どなたでも安心して受診していただけます。

 内視鏡検査で初期のポリープが見つかった場合は、その場で切除手術へ移行します。検査時間はおおむね5分から30分程度で、ポリープ切除を行った場合でも入院は不要です。

大腸内視鏡検査の流れ

[1]予約する

当サイトのカレンダーで検査の空き状況を確認し、お電話にて検査日時を予約します。
※大腸内視鏡検査では、前日から検査の準備が始まります。下剤等を受け取るために、検査の2日前までに一度ご来院いただく必要があります。ご予約時には余裕のある日程をご指定ください。

[2]来院する

検査の2日前までに来院し、準備に必要な下剤等を受け取ります。

[3]準備する

来院前日の夕食は早めに済ませ、処方された下剤を飲んでから就寝します。

[4]検査を受ける

来院後に再度腸内をきれいにして、専門医による検査を受けます。

[5]結果を聞く

医師が検査結果をご説明します。検査の所要時間は約15分から20分で、終了後はそのまま帰宅できます。
※気になる所見があった場合、病理検査のための組織採取やポリープ摘出のため検査時間が長くなります。

予約状況カレンダー

予約状況カレンダーをご確認のうえ、ご希望の検査日時をお電話にてお伝えください。

大腸内視鏡検査では、下剤等を受け取るために、検査の2日前までに一度ご来院いただく必要があります。
ご予約時には余裕のある日程をご指定ください。(胃内視鏡検査は事前来院の必要はありません)

内視鏡検査の件数は基本的には1日に胃内視鏡、大腸内視鏡合わせて1件となっておりますが「検診の2次検診のため、早く報告しないといけない」、「出血が続いており、早めに検査して欲しい」などの時は考慮いたしますので、直接お電話でご相談ください。

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内視鏡の感染対策について

オゾン水内視鏡消毒機・ツケルゼリー

当院では、内視鏡による感染防止にも万全の対策を施しています。使用した内視鏡は、高い消毒効果のあるオゾン水で細部まで消毒します。薬剤を使用しないので毒性が残らず、常に清潔かつ安全な状態で使用できます。また、内視鏡の滑りをよくして体への負担を軽減する潤滑剤も、患者様お1人に1本を使用し、接触による感染を防ぎます。

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